福島の子ども達にお味噌を! わんぱく塾その2

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さて、2日目はいよいよお味噌作りです。
昨晩ご家庭で水につけてもらった大豆を、それぞれ耳たぶくらいの柔らかさになるまで煮てもらい、
それを持ち寄ってつぶすところから2日目の活動が始まります。



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朝、集まってみんなでお味噌作りの行程を確認します。
こうやって作り方を書いてみると、お味噌を作るのってとってもシンプルな行程。
だけど、奥が深いものなのです。

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みんなで、大豆でできている食品について考えてみます。
私たちの身近な食べ物には、大豆でできているものがたくさん!
日本人の食卓に、大豆はなくてはならない大切なものなんだってわかってもらえたかな・・・

そして、お味噌のパワーも一緒に考えてみました。

さぁ、さっそくお味噌作り開始!
(実は、みんなで大豆について考えている間も、うらのキッチンではお母様方が一生懸命大豆を柔らかく煮ています!)

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柔らかくなった大豆からどんどんつぶしていきます。
マッシャーで・・・
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ハンドミキサーで・・・
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どんどん、
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どんどん、
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どんどん!

そして、大豆がよくつぶれたら次は塩きり麹と混ぜ合わせます。

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今回は乾燥大豆1kgに対して、麹1kg、お塩420gの塩分11%のお味噌を作りました。
この分量で、一家庭4kgのお味噌ができます。
麹はネルソンでお味噌を作っていらっしゃるUrban Hippieさんに、
お店のオリジナル味噌と同じ分量の塩きり麹を作っていただき、送ってもらいました。

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大豆と塩きり麹がまんべんなく混ざるようによくこねて・・・

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それを味噌団子にして容器に空気が入らないように詰めます。

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ぎゅ〜ぎゅ〜

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そして、出来上がったお味噌4kgからそれぞれ1kgを福島の子ども達のために分けてもらいました。

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同じ材料、同じ行程を踏んで作られたお味噌達。なのに、一つ一つ様子が違います。
作る人の個性が現れていました。
子どもにもそれぞれ素晴らしい個性があるように、大人にもそれぞれの素敵な個性があるんだ、そんなことを改めて感じました。

6ヶ月後、どんなお味噌になるのかな!?
日本にいて、懸命に声を上げ、今できる限りのことをがんばっていらっしゃる私の尊敬する方に、このお味噌を託す予定です。(Sさん、どうぞよろしくお願いします。)
熟成したら郵送します。


追記:今回使った大豆は、オーストラリア産のオーガニック大豆。しかし、それをNZで売るためには特別のライセンスがない限り、加熱処理(Re-heat)しなければ販売できないのだそうです。なので、そのリヒートされた大豆を使ったのですが・・・
これが実はとても大変で!
加熱処理されている大豆は煮るのにとても時間がかかりました。
普通の乾燥大豆より2倍近くかかったようです・・・
そして、なんとか柔らかく煮えた後も、つぶしにくかったようです・・・
これが今回の最大の反省点。
(参加していただいたみなさん、本当に重労働を課してしまいすみませんでした・・・)
でも、いい勉強になりました。


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お味噌は、放射能を除去するといわれています。
長崎の原爆を被爆された医師、秋月博士の研究が有名です。
毎日わかめの入ったお味噌汁を飲んで、爆心地から1400mしか離れていないところで被爆したにも関わらず、原爆症に何もかからなかったそうなのです。
チェルノブイリの事故後も、ロシアやヨーロッパではこの秋月博士の本を参考に、お味噌料理が食卓に並ぶようになったそうです。


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海外で暮らす身として、何か少しでも日本の、福島の子ども達に何かできないか。。。と思い続けてきました。
祖国日本のためにわたしができることは何だろう。。。同じ日本人として、何ができるのだろう。。。
311以後、今もその葛藤は続いています。

少しでも皆が心穏やかに、平和に暮らせるようになるにはどうしたらいいんだろう...
ちっぽけな私にできることは、本当にちっぽけなことかもしれないけど、何もしないわけにはいかない気持ちで一杯です。

そして、このわんぱく塾に集まってくれたみなさんに、お力添えいただきました。
一人一人ができる事は本当に小さいかもしれないけど、みんなで集まれば何か大きなパワーが生まれると思います。
これからも、今できる事を自分に正直にやっていきたい、そう思った素晴らしい2日間でした。

参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
そして二日間、私たちの足りないところをサポートしてめいっぱいお手伝いしてくれたゆうさん、本当にありがとう!
心からの感謝を込めて・・・
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by Dai_tenohira | 2014-01-21 19:33 | わんぱく塾


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